子どもが、自然体でいられる時間を大切にしたい。

 

今日の朝は雨が降り、昼前の校庭には、まだ水たまりも多くありました。

そんな休み時間、低学年の子が長靴姿で水たまりに足を入れていました。

足を動かして、水の動きや泥の感触に夢中になっている様子に、何となく惹きつけられて、しばらく眺めてしまいました。

 

むさしの学園の休み時間は、外で遊ぶことを大切にしています。

校庭の中央ではサッカーをする子たちがいて、その横ではドッジボール、奥では野球をしている子たちがいることが多くみられます。

 

そういう過ごし方も、もちろん魅力的ですが、ふと目を転じると、それぞれの過ごし方をしている子ども達が目に入ってきます。

 

創立者・佐藤藤太郎先生は、自然の中で過ごすことで、人としての正しい使命に立ち向かう力が培われると書いています。

 

むさしの学園の校庭は自然というには、ほど遠い場ではありますが、部屋から出て、外の空気を吸うだけでも、私たちの心が安らかになり、エネルギーが体に蓄えられることを感じます。

 

子ども達だけでなく、大人にとっても、外で過ごす時間を大切にすることは、自然体でいられるために欠かせない事柄です。

 

 

<校長ブログ069>子どもが、自然体でいられるために。