「自然の中で過ごしてこそ、人としての真の幸せがある」
このように創立者・佐藤藤太郎先生は書かれています。

広い砂浜で、思い思いに過ごす子ども達を見ていると、改めて、この言葉を思い出しました。

去る9月7日から8日にかけて、2〜4年生の宿泊行事を実施しました。
本来であれば、夏に臨海学校を実施するはずでしたが、中止の判断をしたため、その代替です。

 

 

 

 

 

 

 

一目散に波打ち際に走っていく子もいれば、夢中で砂を掘り始める子がいて、貝殻探しに夢中になる子もいます。

その様子をみて、「真の幸せ」の一端が垣間見えた気がしました。

 

それぞれが、思い思いに過ごすことができる。
それを受け止めてくれるのが自然です。

人としての基盤が培われる小学生という時期に、安心できる仲間、教師とともに、伸びやかな空間で、伸びやかな時間を過ごすことが、長じて、それぞれのすべきことに向き合っていく土台になる、改めて、そう感じる2日間でした。

特に9月というシーズンオフですから、ほかに団体も無く、ほとんど私たちが砂浜独占という贅沢を満喫できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

上にも書きましたが、本来であれば、夏のうちに実施するはずでしたが、前夜になって、急遽、中止という判断をしました。
残念がって、泣く子もいたと聞いています。
保護者の皆様にも、いろいろな面でご迷惑をおかけしたと思います。
皆様のご理解とご協力で、こうして宿泊行事ができたと、感謝しています。
また、急な提案にも柔軟に応じてくださった宿舎の方々にも感謝です。

長い2学期は始まったばかりです。
子ども達の心と身体が、共に健やかに育まれるよう、努めていきます。

<校長ブログ066>砂浜にいる子ども達を見て、思う真の幸せ