むさしの学園の大切にしていることの1つに、一人一人ちがっていて当然だ、ということがあります。
それを具体的に感じることの一例がお弁当です。
アレルギーなど、個々の体質や必要に応じて、また、個々の好みや状況に応じて、それぞれが、それぞれのお弁当をいただくことは、一人一人の違いを当然のこととする環境の一つになっています。
もちろん、お弁当を毎日、準備するのは、本当に大変なことです。
お仕事であったり、ご家族のことであったり、なかなか時間が取れないこともあるでしょう。
そのために、学園では、おにぎり注文ができるのですが、今月から、毎週月曜日、お弁当の注文も始まりました。
私自身も、当面の間は、一緒に注文していただくつもりです。
初日、注文したお弁当を取りに来た子ども達、教室で初めて蓋を開ける瞬間の子ども達を見ていると、ワクワクしている様子が伝わってきました。
そして、周りを見回すと、それぞれのご家庭から持ってきたお弁当をいただく子ども達も、心からリラックスした様子が伝わってきて、私も嬉しい気持ちになりました。
手作りのお弁当であれ、おにぎりであれ、注文のお弁当であれ、それぞれの必要に応じて、ワクワクしてお食事をいただけることに感謝したいと思います。
<校長ブログ023>みんな違って当たり前・お弁当