聖書 ローマの信徒への手紙 8章 32節
「わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。」

お話
映像礼拝4回目の朝です。昨日は復活祭、イースターでした。家族で、お祝いした人もいるかもしれません。十字架に架けられて、処刑されたイエス様が、3日目に復活したことをお祝いする、とても大切な日ですね。

日本では、大々的にお祝いすることがあまりありませんが、海外では、とても大事な日とされているところもあり、有名な例としては、卵を色とりどりに塗って飾ったり、みんなで隠された卵を探したり、というとても楽しい日のようです。

こういう時期ですから、みんな集まってワイワイというわけにはいかなかったと思いますが、今、私たちの置かれた場で、明るい気持ちで、復活をお祝いしたいものです。

さて、今日は、皆さんに、この本をご紹介します。
「お祈りという名の贈り物」

先週の第2回映像朝礼から、お祈りは、それぞれがやってみましょう、ということをお話ししました。形や言葉にこだわらず、静かな気持ちで、今日一日をどう過ごすか、それを考えればいい、ということもお話しましたね。

私にとって、お祈りというのは、とても大事なものです。そう思っていたら、この本をある人が貸してくださいました。祈りが通じた、と言ってもいいですね。この機会に、少し、読んでみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、私は皆さんに、うつくしいものを見つけてみましょう、とお話をしました。
すると、皆さんは、こんなものを見つけてくれました。
・家で育てている花、植物
・スーパームーン
・桜
・大切にしているもの
・ママ、なんて人もいましたよ。

皆さんは、「うつくしいもの」ということを頭に入れたので、「うつくしいもの」を探してくれました。人は、頭の中にあるものを探すのです。これはお祈りに通じることだと私は思います。

いつも、不満、足りないことばかりを考えていれば、それをお祈りしていることになります。それがその人にとって、本当に望むものなら、私はそれも応援します。しかし、それは本当なのでしょうか。

私たちは、今、不安の下にいます。気をつけないと、不安になるものばかりが目に入ります。今日、皆さんは、どんなことを頭の中にセットして、一日を過ごしますか?それは、皆さんが決めることができます。

私は、今日も、皆さんと、こうしてインターネット、ビデオを通じてつながっていることに感謝し、少しでも、希望を持って、一日を過ごせるよう、祈ります。では、また、明日の朝、会いましょう。

第4回 映像朝礼の話