むさしの学園の低学年では、縦60cm、横120cmという大きなサイズの机をつかっています。
これは、一般的な机の3倍ほどの大きさです。
そのメリットの一つとして、学習用具を机の上に出しておくことについて書かせていただきます。
机が大きいことで、用具をすべて机の上に出しておくことができます。
そのため、必要なものをすぐに用意することができます。
むさしの学園では、その時間内にすべきことが終わった後は、各自が自分のすべきことを決めて取り組むことを大切にしています。
限られた時間を有効に使うため、使う道具、用具や教材をすぐに出せること、片付けられることは、とても重要です。
子ども達には、ぜひ整理整頓の習慣を身につけさせたいと思います。
とはいえ、限られた時間をバランスよく使うためには、整理整頓のためだけに時間を使う訳にはいきません。
時代がどう変わろうとも、小学生という段階の子ども達には、
「よく遊び、よく学ぶ、そしてよく眠る」
という基本的なことが最重要です。
ですから、少しでも授業時間中には学びに集中し、休み時間には遊びに集中しやすくする環境、そして整理整頓しやすい環境を整えたいと考えています。
その一つとして、低学年の大きな机があります。
<校長ブログ063>机の大きさと自主性