むさしの学園の保護者会組織・けやき会主催の催し物が、今日、行われました。

数学者・サイエンスナビゲーターの桜井進先生による講演

「桜井進の算数はマジックだ! 魔法の算数王国」と題し、数の面白さに皆が引き込まれる1時間でした。

 

講演の中で、先生が

「算数が好きな子?」

「算数が嫌いな子?」

と、子ども達に問いかけられたシーンがありました。

 

多くの子ども達が「好き」の方に手を挙げつつも、やはり、「嫌い」の方に挙げた子もいました。

一方で、今日の感想として、

「自分にとって、算数の学びは、やらされてやる・勉強であったけれども、今日の講演をきっかけに、法則を探す楽しいものになりそう」

と言った子がいました。

多くの子ども達にとって、そういう機会になったことと思います。

 

「楽しむ」ということは、本当に大切なことです。

私ども教師は、これからも、子ども達が前向きに、自らのすべきことに取り組むことができるよう、知恵を絞っていきたいと、あらためて考える機会になりました。

 

実は、この桜井先生による講演は、2年越しにして、何とか対面開催にこぎつけたものです。

先々代のけやき会会長さんとのご縁で企画された、桜井先生の講演会でしたが、コロナ禍により、一昨年も昨年も中止となりました。

しかし、桜井先生の熱意と、けやき会会長以下、役員の皆様のご助力により、こうして対面開催ができたことに、あらためて感謝したいと思います。

本当に、ありがとうございました。

 

さらに、図書室にあったご著書にもサインをくださいました。

重ねて御礼申し上げます。

 

<校長ブログ051>楽しむことの大切さ