最近、学園のことをご紹介する動画を撮影する機会が増えました。

その中で、野川の時間の子ども達を撮ったものを見ていると、それぞれが、それぞれのことをしている様子を感じることができました。

 

伸び伸びと過ごせる空間は大いに魅力的です。

木々の緑の中を駆け回る時間も大いに魅力的です。

それに加えて、

「放たれていること」

の価値を、改めて感じます。

 

明確な目標、めあてを持って、具体的な体験や学びを設定しておく活動にも意味はあります。

しかし、学園の野川の時間は違います。

その時、その場所での遊び、動きを大切にします。

大げさに言ってしまうと、一期一会なのです。

 

私たちには行きなれた野川ですから、ここに行けばこんな木があり、こっちにはこの遊具がある、というのはわかっています。

しかし、自然の中では、本当は、毎度毎度、異なっています。

 

それを子ども自身が感じ、友達同士や、教師と自然に感じあえるのが、「放たれていること」の魅力です。

学園では、これからも野川の時間を大切にしていきます。

 

<校長ブログ029>野川で学ぶこと、一期一会